論文の考察部分

論文の考察の部分が書けなくて悩んでいたけれど、帰る時バイクを運転しながらふと気づいた。

何も突っ込まれないように、ということを念頭において書こうとしていたから進まなかったのだと。

そもそも、相手と意見が違う時は突っ込まれて当たり前。それを如何に丸めこめるか。そのために実験結果を用意して、それを加工して考察用の資料とする。大学院なんて議論をして論理的に相手を言いくるめる訓練をする場だと考えたら、そもそも結論なんてどうでもよくなってくる…というのは言い過ぎか。

要するに、初めから突っ込みを恐れて一歩が踏み出せないよりは、一歩を踏み出してそれに対して意見をもらったり、議論をしたりするほうがどれだけ有用かということだ。

…頭では分かっていたつもりだったんだけどな。今日になって初めて「腑に落ちた」感じ。